人物紹介③ いま-みらい塾塾長 歌崎雅弘さん
こんにちは!光江です
今回は神戸で学習塾「いま-みらい塾」を運営してらっしゃる歌崎雅弘さんにインタビューをお願いしました。
歌崎さんとの出会いは、フェイスブックの子育て相談グループ。
その後何度かリアルでもお会いして、彼の教育業界を変える!という信念にとても強いものを感じました。
「家だけでなく、社会の居場所も整えたい」という私の話に深く共感してくださり、歌崎さん自身も主に不登校の子供たちの居場所づくりを人生のミッションとしている方。
共通の理念があるからか、出会った時から強烈な仲間意識が芽生えていました。
なのでこのインタビュー企画を思いついた時から、彼には絶対お願いしようと心に決めていました。
そして迎えた当日。
ドキドキワクワクしながらzoomの入室を待っていましたが…。
あれ…来ない…。
待つ事30分。
ピコッと入室のサインが。
歌「すいません!!僕もすごい楽しみにしてて、余裕もって待機してたんですが、時間を勘違いしてマリオカートに没頭してしまいました!!」
んーーーー!!許す!!!
マリオカートしてたなんて正直に言っちゃうところも、何事も全力投球し過ぎちゃうところも、歌崎さんの魅力なのです(笑)
では改めてよろしくお願いします!
挑戦する人間を育てる 歌崎雅弘さん
歌「はい、よろしくお願いします。歌崎雅弘です。
神戸で学習塾をやっています。
塾のほうは勉強教える以外にも、問題発見力・問題解決力を身に付けて挑戦する心構え…つまり自分のことを改善して成長していく力を育てることに力を入れています。
そういう「挑戦する人間」の育成のため、教育業界において挑戦を当たり前にしていくという志の下アプリ開発運営をやっております」
歌崎さんが開発したアプリがこちら↓
勉強に不可欠な「暗記」の部分を、出来るだけ速く効率的に、そして「面白く」習得してしまおうという学習アプリです。
なんとこれ一つで小1から高3までの全学年全教科を早押しクイズで網羅。
速く答えることによってランキングで成果が見え、それに応じてLINEポイントがもらえます。
特筆すべきなのは復習モードの成績でランキングが出るということ。
それによって間違えたところにもゲーム感覚で取り組むことが出来、さらに上位へ挑戦するモチベーションが育つ画期的なアプリ。
経済産業相、文部科学相のHPで紹介され、大手学習塾や通信教育からも注目を集めています。
でも歌崎さんが見つめている先は、このアプリの普及ではなく「教育業界の改革」。
どこからその強い想いが湧いてくるのか、今回かなり深いところからお話をしてくださいました。
失敗と挫折 全てを失って決まった覚悟
歌「僕は、最初は普通に会社勤めをしていました。
その中で「出る杭は打たれる」日本の風土に疑問を持ち、それを根本から改革したいと思い教育事業を始めようと退職しました。
起業した頃は、交流会などに行きまくりましたね。
どうやって始めたらいいのかわからなかったし、とにかくどういう風にやっていったらいいのかを探ろうとしました。
でも闇雲に行ってもあんまりいいことがなくて。
いろんな人からいろんな影響を受けて、自分が何がしたいのかどんどん分からなくなって…。
まぁそうしてるうちにお金が無くなってくわけです。
当時持ち家でしたが住宅ローンも払えなくなって。知人の家に住まわせてもらったりしていましたが、いつまでもそうしてるわけにもいかなくなり…。
とうとうホームレスになりました」
光「えええええ???それはいきなりヘビーな状況になりましたね」
歌「その時はほんとに底の底に落ちました。
催促の電話が鳴り止まないし、「お前は人間のクズだ」というメッセージも山のように来ました。
こんな人間が教育なんて出来るはずがないって自分を責めました。
でもどん底までいった時、ここで終わりたくないって思ったんですよね。
僕は何のためにこんな目に合ってまで、全て捨ててきたんやと」
光「何か気づきがあったんですか」
歌「僕は結局お金に捉われてたんです。
お金を稼げなかったらどうしようって。
全ての基準がお金だったんです。
今だから分かるけど、だからダメだったんです。
稼げなくてもやる、自分が信じることをやるって100%思えるようになった瞬間から、明らかに上向きに変わりました。
その覚悟が出来たら、お金はただの手段になって、必要な分は必ず後からついてくるから大丈夫という確信が持てたんです。
『それじゃうまくいかない』というアドバイスに対しても、『いや、あなたが何と言おうと関係ない。
私とあなたでは基準が違うんだ』と堂々と言えるようになった。
『1万人が違う』って言っても俺はそうやって言い続けるマインドになりました」
光「そうか。改革しようとしてるのに大多数と同じこと言ってたら意味ないですもんね」
歌「そういうことですね」
光「何かもう、覚悟の度合いが違いますね」
歌「そうですね。底を知っているから、もう怖れがありません」
光「全て失って、借金だけ膨らんで、自殺とか考えたりする事はなかったんですか」
歌「ありました。そういう思考になる人は多いと思います。でも今となってはそんな事は全く必要の無い事だと断言できますね。法的にもそうだし、稼いで返すから待っとけと堂々と言えばいいんです」
すごい…もうオーラが既に一流です。
光「このくだり書いてもいいですか」
歌「いいですよ全然」
光「もしかしたら借金で死のうかなと思ってる人が、私のホームページを見て、これを読んで救われるかもしれない」
歌「そうですね。どんな状況に陥っても、生きている限り対処法は幾らでもある」
どん底からの快進撃 やりたい事を全力でやる
とにかく、クズで何が悪い!今クズでもこれから成功するんだ!と立ち上がった歌崎さん。
歌「僕は、挑戦する人間を育てると言いながら、自分で道を切り開いていく気概が足りなかったんです。
闇雲に動いていた時は、誰かに成功させてもらおうという魂胆がどこかにあった。
心理学やスピリチュアルに頼り過ぎた時期もありました。
でも覚悟ができてからは、『ひとりでやる!自分ひとりでもやる!』と決心しました。
そうすると不思議なことに、助けてくれる人が増えたんです。
うまく言えないけど、これって真理だと思います」
光「ああ、わかる気がする。他力本願な人には得られない…助けというか…応援?」
歌「そうですね。ドラゴンボールの元気玉みたいな」
光「歌崎さんに共感して、たくさんの人がこのアプリ開発・質の向上に力を貸してくれていますもんね。
みんなが歌崎さんを応援したくなるのは、やっぱりその先に、歌崎さんの『居場所を作りたい』という想いがあるからじゃないでしょうか」
歌「そうですね。一言で『居場所を作る』といっても、人によってその目的は色々あると思うんですが、僕はまず『格差をなくしたい』という気持ちが強くあります。
『居場所がない』こともある意味格差なので。
皆平等に安心して自分の感性に従って行動できる場所を整えて、『挑戦する人』を生み出せる社会にしたいです。
この国は『挑戦すること』に対してハードルが高すぎる」
光「確かに、自分がやりたい事をやるのは当然誰にでも認められるべき権利のはずですよね。それを「覚悟」を決めて「挑戦」しなければいけないって、そもそもおかしい」
歌「今の教育はやりたい事を思いっきりやれない構造になってしまっているんです。
僕はホームレスにまでなったから揺るぎない覚悟が決まりましたけど…
そんな過酷な経験しなくても、もっと挑戦を当たり前にして、同時にそれを応援することも当たり前にしたい」
光「ほんとにそうですね。
うちの子たちが大きくなるまでに、そんな世の中になって欲しいなあ」
歌「挑戦しない人が逆に珍しいってくらいにしたいですね。
それはそれで世の中大変なことなりそうだけど(笑)」
光「みんなが軽率にチャレンジしちゃう時代があってもいいかもしれませんね(笑)
まあ生まれつき慎重な人だっているから、みんながそれぞれの精一杯を全力で出し切れるようになったらいいいですね」
歌「僕は今、自分のやりたい事を全力でやっていて、生きてるなって実感しています。それはやっぱり楽しいし、面白い。お膳立てされた楽しさ・面白さじゃなくて自分自身で楽しい事・面白い事を見つけ出して全力投球する力を、今の子供たちに身につけていって欲しいです」
初見から只者じゃないパワーを発していた歌崎さん。
でもここまで強烈な原体験があるとは思っていませんでした。
改めて彼の今までの言動ひとつひとつを思い返すと、お話を聞く前と後では説得力が違います。
歌崎さんの渾身のメッセージが詰まったYoutube、そしてはやべんアプリを是非、多くの方に体感して欲しいです。
はやべんアプリ 招待コード GMhuCBaJ_
https://imamirai-school.com/hayaben/
0コメント